ハーベストタイム(HAT)は、千葉県松戸市との共同事業として、 エチオピア・アルシ圏(アジスアベバより南に約200km)の農協・学校に、 エチオピアNGO「OSHO」((Oromo Self-Help Organization オロモ自立支援組織)を通じて、 中古自転車150台を贈与することになりました。
エチオピアでは、農民や子供たちの殆どは、農作物や水瓶などの大きな荷物を背中に担ぎ、ひたすら歩きます。
HATはこうした生活環境の農民を支援するため、自転車やリヤカーなどの「運搬手段」の提供を目指しています。
数十キロのコーヒー生豆を、前のめりになって運んでいます。(2006/2)
木々(燃料)を運ぶ親子。(2006/2)
女性や子供たちは、体より大きな農作物や燃料を、市場へと、また自宅へと背中に担ぎ歩きます。
自転車は、農作物や荷物の運搬車だけでなく、時には、救急車にもなる大変貴重なものです。
HATは、2006年末より、中古自転車のエチオピアへの贈与について松戸市に要請しました。
川井敏久松戸市長とHAT代表メンバー(2007/5)
松戸市内の自転車保管所で市担当者と協議するHAT代表メンバー。(2007/4)
2007年3月の市議会において、川井敏久松戸市長は「市の国際貢献事業」として、 また「もったいない運動」推進の上から、開発途上国への中古自転車の提供を表明しました。
自転車保管所では、駅前などで放置された自転車が、毎日集積、保管されています。 2ヶ月間引き取られなかった放置自転車は、約1割が整備されリサイクル自転車として有効利用されますが、 残りの大部分は鉄くずとして処分されます。
これらの自転車は、エチオピアNGO「OSHO」を通じて、オロミヤ州アルシ圏の農協に贈与されます。 HATは、松戸市から現地までの輸送全般を担います。現在、日本・エチオピア双方での通関手続きの準備を進めています。
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「贈与証明書(Donation Certificate)」
(松戸市とHATが共同で、OSHOに中古自転車150台を贈与する証明書)。 現地での通関手続きに使用します。
HATと松戸市との共同事業を表す自転車シール。
このシールを貼った自転車がエチオピアで活躍します。
HATボランティアメンバーは、松戸市が集荷・整備した中古自転車を一台一台点検し、市の担当職員と一緒に車体番号(シリアルajを確認しました。
中古自転車を点検、車台番号を確認するHATボランティアメンバー。(2007/6)
市の担当職員の人達と一緒に記念撮影。暑い中ご苦労様でした。(2007/6)
現在、エチオピアでの通関手続きが進められています。これが完了すると、日本からの出発スケジュールが決まります。具体的になりましたら、当サイトで発表します。 贈与自転車の輸送費用(コンテナ輸送費など)は、HATが負担します。モカコーヒーの収益金および年会費などが、この費用に充当されます。
当サイトをご覧になった皆様の温かいご支援を、心よりお待ちしております。
自転車がエチオピアの大地に到着した際の"自転車贈呈式"に、一緒に参加しませんか?
詳細は、追ってお知らせいたします。
「HATのモカ100%コーヒーを飲んで、農家と子供たちに自転車を届けましょう。」
お問い合わせは、
info@hatime.org
または TEL/FAX:047-342-5181 までどうぞ