9月25日、アディス・アベバから車で6時間ほど南に下り、アワサに到着しました。
アワサの朝の風景
袋状の巣が枝からぶら下がっています
南部特有のゆったりとした風景が広がっています。
宿泊したホテルの中庭にある高い木から小鳥のさえずりが聞こえてきました。 見上げると枝という枝の先に袋状の巣がぶら下がり、鳥達が忙しく行き来しています。
翌朝、シダモ・ユニオンの副代表ベルハヌ氏と共に、シダモ・コーヒー生産地を訪問しました。
コーヒー栽培地への途中で
たわわに実をつけています
あと2〜3週間で収穫
少し色づいている実もチラホラ
コーヒーの木が群生している土壌は、柔らかく大変弾力性に富んでいることが、靴底を通して感じられました。
木々には、きれいな緑色のコーヒーの実がたわわに付いており、収穫は、2〜3週間後とのことでした。その中で、僅かですが、赤く色づいた実があり、口に含むと、とても美味しく「さくらんぼ」より強い甘みと酸味が口中に広がりました。果物としても食用できるのではと思われるほどでした。シダモの美味しさのルーツに納得しました!
子供達
輝く笑顔が集合しました
コーヒーの木が群生している小高い丘に、沢山の子供達が集まってきました。殆どが粗末な服装、裸足ですが、元気一杯で輝くような笑顔です。コーヒー収入が彼らの生活を支えていると思うと、輸出量が更に増えれば、と痛切に感じました。
エンセーテに囲まれている農家
どの農家の庭々にも、現地名「エンセーテ」がコーヒーと一緒に植えられています。これは、コーヒー生産地に食用として栽培されている「似非(えせ)バナナ」といわれるものです。エチオピア南部地方では、特にコーヒー生産地でよく見かけます。この根を料理し、「コチ」と呼ばれる固いおもちのような食感ですが、準主食として食べられています。
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