[日本語訳]
Mzuzu(ムズズ)ゲイシャ・コーヒーは、マラゥイ共和国の北部一帯の高原で、ムズズ・コーヒー農家組合連合(Mzuzu Coffee Planters Cooperative Union)の約4000所帯の小作農家により生産されています。
マラウィ共和国は、アフリカ大陸の南、ザンビア、タンザニア、そしてモザンビーク各国と国境を接し、一般的に“Warm Heart of Africa(アフリカの温かい心)”として知られています。マラウィ全体として、大変風光明媚な景色が特徴で、連なる谷や丘そして高原に恵まれ、また大変澄んだ水質で有名な「マラウィ湖」など、豊かな水源を擁しています。この湖には600種類を越す「カワスズメ科の魚」や、その他の魚類、さらに多様な淡水生物が生息しており、ユネスコ世界遺産に登録されています。マラウィを訪れる外国人旅行者の多くは、マラウィ人の特徴である「友好的な、そして歓迎の心溢れる“心優しい笑顔”」に魅了されるでしょう。
高品質のムズズ・コーヒーが生産される地域は、マラウィ国内でも理想的な高度と気候条件を備えた、広大で肥沃な土壌で栽培されています。日本では、NPOハーベストタイムが、マラウィ・コーヒーの販売を推進し、その収益でコーヒー生産農家の生活向上を目的として活動されています。
ムズズ・ゲイシャコーヒーの人気は急成長の一途にあり、輸出量は1990年代の5倍に延びています。
駐日マラウィ共和国大使館は、日本の多くの皆様に、マラウィのゲイシャ・コーヒーをご愛飲いただきますよう願ってやみません。
Roosevelt L. Gondwe
(ルーズベルト・ラストン・ゴンドゥエ)
マラウィ共和国駐日全権大使
2009年1月
|