HAT工房からみた景色、給油所の先がバス発着所
HAT工房はコベパキの後方に
応援してくださる皆様のお陰で……
初日は、Covepaki メンバーとのミーティング。来年1年間の取り組みに等について話し合いました。パスカル代表はじめ懐かしい皆さんの顔を見て、帰ってきたな〜との思いが込み上げてきました。工房のスタッフも集まっています。
来年の取り組みについて協議
Covepaki メンバー以外の工房スタッフも参加に
バナナ・ペーパー作りの工程が身についていました
工房がオープンして1年あまり、その間日本から何回か「バナナ・ペーパー・グリーティング・カード」を注文し、ルワンダ国内用にも作っているため、スタッフは手慣れた様子で、幹から繊維の抽出、煮熟、叩解など、パルプ作りの工程を、自主的にこなせる様になっていました。
スタッフ全員で作業開始
新しいクラフトの説明を
工房前に机を出して、幹から繊維の抽出です。皆んなでワイワイ雑談しながら、手先は繊維を含む表皮を手早く取り出します。終わるころには火鉢の上で灰汁が既に煮立っています。
手慣れてスピーディなナイフさばき
既に灰汁が沸いています
灰汁に繊維を入れてゆっくり煮ます
工房の横では、固い木を縦に半分に切断、その上でカーン、カーンと鉄製ハンマーでの叩解作業が続いています。
こんなシーンもありました。かなりハードワークなので「疲れないかな?」と、脇の方からそっと覗くと、一休みしようとしていたところだった様で、私に気付き慌ててカーン、カーンと!
私は「No, No,take a rest」と言ったのですが、通じません。英語がわかるスタッフに、キニヤルワンダ語で叫んでもらって、ようやく通じて皆で大笑い!
一緒に作業することで、双方少しずつ緊張感がとれて気持ちが通じ合うように……。
繊維を叩きやすいようにまとめて
手分けしてハンマーで叩解
少し干して
その後、つなぎに使う段ボールの準備に取り掛かり、最後に叩解した繊維と段ボールをミキサーにかけて、パルプが完成します。
HATが導入した「バナナ・ペーパー作りの工程」、これらを、JICA青年海外協力隊員の長原さんが、丁寧に教え込んでくれたものです。
選り分けた段ボールを煮て柔らかく
ミキサーに繊維、段ボールを混ぜて
漉きあげも上手くなりました
Covepakiメンバーに加え、新たに工房スタッフ
Covepakiメンバーでもあるセシールとマリーに加え、新たに工房スタッフとして、エバ、ジャネット、エルネスティン、ウムガボが加わりました。さらにCovepakiのアーティスト(タイヤからゴム印を彫ったり、制服に学校マークをシルク・スクリーンで摺ったりする)のチャールズ、パーデリー、デジレ、そして仕上げのアイロンがけはジョセフ小父さんです。
新たに工房スタッフからアシスタント2名を決めました
アーティストのチャールズは新しいクラフト作り
アイロンかけて仕上げ