【前半】キガリで2日間(11/28・29)、土産店・レストランなど18軒訪問 |
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これまでの訪問では、キブンゴのHAT工房でCOVEPAKIメンバーまたスタッフ達との話し合い、そしてクラフト製品の製作に滞在日数の殆どを充てていましたが、今回は、到着後と帰国前の数日間を、首都キガリでのBPクラフト製品のプロモーションに充てることとし、事前に、COVEPAKIにBPクラフト製作を依頼し、日本から商品紹介チラシを作成して臨みました。 |
有難いことにJICA事務所で、キガリで活動している青年海外協力隊の内藤さんを紹介いただき、彼の案内で大変効率よく、11/28(木)11/29(金)の両日で18軒訪問しました。
2日間ともCOVEPAKIスタッフとしてキブンゴから合流したフレデリックは、初め言葉数も少なく控えめで、私が口火を切る感じでしたが、徐々に積極的になり、気が付くと表に立って説明をしていました。 |
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観光客目当てのお店が並ぶ賑やかな町中(キニヤルワンダ語でムムジといいます。)には、クラフト製品を扱う店や、カード類を置いている本屋などがあります。また繁華街から少し離れた高級住宅地にある「heaven」というレストランやゲスト・ハウス等も訪問しました。特にレストランのマネージャーからは、HATの活動についてメールして欲しいとの要望があり、バナナペーパーに取り組んだ動機や経過などについて書きました。今後に繋がることを祈っています。 |
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その他大半の店では、商品を気に入った場合はこちらの提示する値段を了承した上で、商品を預かり、売れた分を後から支払うシステムが多いようです。 |
トラブルを防ぐための在庫表を作成
実はこの後払いシステムがCOVEPAKIでトブルになったことがあると聞いていたため、 今回は予め日本から在庫表を作成しファイルに綴じて持参しました。キガリでの活動を始める前に、フレデリックに説明し、COVEPAKIと相手の店が同じ内容の在庫表を持つことで、トラブルを防ぎたいとするものです。 |
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製品の出来具合が今一歩。再度の訪問を約束してキブンゴへ
大変残念だったのは、日本から事前に注文した「クリスマス・カード」と「クリスマス・デコ」の仕上がりが期待通りではなかったことです。初めて、100%ピュア・バナナ紙でカード作りを依頼したのですが、彼らだけでやるにはハードルが高かったようです。 |
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既に、スケジュールは決まっており、止む無く行く先々で「本来はこんな感じになるのですが…、来週作り直してまたお邪魔しますね!」と説明し、代わりに比較的良い仕上がりのバナナ繊維100%紙を見せました。
ルワンダでもバナナ紙はまったく新しい商品なので「へぇー! バナナ繊維で? 手作りで? 初めて見ました! 素敵!」といった声が聞かれ、特に女性マネージャーたちの反応は大きく「作り直したら是非見せて欲しい!」と言われ、次回の訪問を約束してキブンゴに移動しました。 |
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【後半】キブンゴ・HAT工房で製作し直したクラフト製品を携え、キガリのお店を再訪問(12/7)
キブンゴ・HAT工房で5日間の作業を経て、2度目のキガリでのプロモーションのため、12/7(土)9時前にキブンゴを出発し、キガリに11時ごろ到着。今回はCOVEPAKIからチャールズが、作り直したカードを入れた大きな袋を携えて同行です。 |
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キガリ到着後、まず宿泊先のホテルでチェックインを済ませ、そのホテルに併設されている土産店を訪ねました。マネージャーには、キブンゴに向かう前に「新商品のバナナペーパー・クラフトの件で、お目にかかりたい。」と、お願いしておいたので、店員さんは「お話は聞いています。クリスマス・カードを2種類、そして7種類のグリーティング・カードの全てを5枚ずつ置いて行って下さい。」と快く受け入れてくれました。 |
限られた時間、そして悪天候の中、7軒を再訪問
この日は日中、猛烈な雨に見舞われ2時間ほど足止めとなりましたが、それでもムムジのクラフト店を再訪し、7軒の店にそれぞれ全種類を5枚ずつ、または3枚ずつと置かせてもらいました。店側は「在庫がなくなったら連絡しますね!」と言っていましたので、その後追加注文が沢山ありますように! |
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帰国前にキガリでは知らない人がいない高級マーケット「ナクマット」を覗いてみました。横1.5メートルほどのコーナーに豊富な種類のクリスマス・カードがびっしりと並べられていましたが、いずれも、私達がどこででも目にする綺麗なカードばかりです。もしここに「シンプルで柔らかな色合い、そして手作りの温もりを伝えるBPクリスマスカードやクリスマス・デコが並んだら!…必ずや気に入っていただけるだろうな〜!」などと考えながら、そして、今回の訪問の最後に「それを目指して前に進もう!」との思いで帰途につきました。 |