バナナ・エコ・ペーパーのプロジェクトを通して、ルワンダ東部地域の農民支援をされているNPOハーベストタイム(HAT)代表の津田久美子さん、並びに全会員の皆様に、この場をお借りし感謝の意をお伝えしたいと思います。
HATが進めるこのプロジェクトは、単に必要な人達に収入を与え、生活の向上を目指すのみではなく、地域で入手可能な材料を使って商品化する雇用の機会を生み出し、収入の道を開くことは、地域全体に計り知れない活力を与えるものです。
国家間交流が築かれる時は、通常、政府間の各界ごとの交流から、更に貿易や投資などによる物流やサービス等の人的交流、経験や知識の共有、また歴史や文化の相互理解などが、常に必須となりますが、HATが進めるこの人対人の民間直接交流は、完璧な姿であり、他に類例を見ません。
私は、バナナ・エコ・ペーパー(カード)・プロジェクトが、多くの皆様に認識され、現地工房での雇用目標が達成されることを、そしてHATと東部地域の農民達との長期にわたる関係が確かなものになるよう、その推進力となられることを期待してやみません。
最後に、近い将来、HATと現地コミュニティとのパートナーシップにより、このプロジェクトが双方で更に拡大し、より多くの農民支援へと繋がることを願っています。
あなたの、そして会員の皆様の健康とご繁栄とをお祈りし、感謝の言葉とさせていただきます。
Dr. チャールズ・ムリガンデ
ルワンダ共和国駐日大使
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