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近代化が進むアディスアベバの空港周辺
リロングウェ(マラウィの首都)へは、キガリ(ルワンダ)からの直行便はなく、アディスアベバ経由です。11月17日朝、アディスの気温は12〜13℃で大変爽やかでした。空港への道は多くの車で占められています。2007年10月に訪問した時より、大きなビルがさらに増え賑やかになったという印象でした。
豊かな緑に包まれ、ゆったりとした雰囲気が漂う首都リロングウェ
リロングウェの気温は28℃前後、アディスより10数℃も高く、急な変化に身体が対応できずかなりの不快感。空港を出ると汗が吹き出ました。
タクシーから見る風景は、道路幅が大変広く、緑豊かな木々と花々があふれ、特にジャガランダの真赤な花が鮮やかに咲き乱れていました。木陰で涼んでいる人達もいます。何だかゆったり、のんびりした印象です。
途中で沢山の人達が歩いているのを見かけました。訪ねると選挙が近いので集会があった、とのこと。
ホテルに到着後、シャワーを浴びて、3ヶ月前にオープンしたばかりの日本大使館へと向かいました。
駐マラウィ日本大使も同席して「プレス・インタビュー」
マラウィ日刊紙のThe NationおよびThe Guardian二紙の記者より、大使館の一室でインタビューを受けました。野呂元良駐マラウィ日本大使も同席され、ハーベストタイムを紹介していただきました。
始めに今回の訪問の目的について、「一つにはマラウィ・コーヒーを広く日本の消費者に紹介する。二つ目にはコーヒー販売で得た収益を、マラウィはじめ東アフリカのコーヒー農民に還元したい。そのために、各地のコーヒー栽培地、生産状況、また農家の人々の生活環境、教育環境を知るため。」と説明しました。
記者からは、「どの分野への支援を考えているのか?」など、次々に質問されました。
特に、「コーヒー販売収益および会員の皆様からの年会費を全て支援に充てている」と説明したことに対し、全額かどうか、経理システムの透明性について「どのようにして分かるのか?」と質問されました。思いがけない質問でしたが、これには、毎年の会計報告で明らかであり、NPO法人として会員に総会で承認された事業会計報告をしていること。また、所轄庁の東京都に提出し監督を受けている等、お話しました。事例として、昨年はエチオピア農民に自転車113台を贈与したことなど説明しました。販売収益をすべて「支援」に充てるという点は理解し難いのでしょうか。少し、半信半疑のようでした。
インタビュー掲載の記事を紹介します。

・掲載記事 The Guardian
・掲載記事 The Nation
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