10/16 HAT一行(3人)は、リロングウェ空港から北に車で5時間半、ムズズに到着したのは午後8時過ぎでした。その時点でも自転車積載コンテナ到着の確認ができず心配しておりましたが、夜遅く宿舎に来られた組合代表カルーア氏より「リロングウェでの税関手続き(贈与品のため無税)にかなり時間を要したが、最終的に明朝、コンテナが組合本部に到着します。」と報せがあり、本当に安堵いたしました。翌朝は小鳥の声で目が覚め、ジャガランダの花びらが辺り一面を覆う庭を散策し、贈与式会場である組合本部に向かいました。
【ご参考までに】
◆マラウィの小学校・孤児院・保育所へ、自転車の贈与を決定(第一弾)
◆7/23自転車103台、コンテナへ積込。7/30東京港よりマラウィに向け出港。(第二弾)
◆ゲイシャ・コーヒーを生産する「ムズズ・コーヒー生産者協同組合」本部を訪問

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贈与式と並行して、中庭では、コンテナから贈与品が積み降ろされました。
10/17午前9時過ぎ会場に到着すると、コンテナの扉が丁度開かれるところでした。自転車を積み降ろし始めたところで、贈与式の開始となりました。
贈与式には、ムズズコーヒー生産者協同組合代表カルーア氏、駐マラウィ日本大使館より野呂大使、小川一等書記官、またムズズ大学副学長など地元有力者、更に昨年訪問した際に自転車や文房具などを要請された小学校や孤児院の責任者など、懐かしい皆様約30名が出席されました。

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「日本−マラウィ両国の友好関係に画期的な足跡。」(野呂・日本大使挨拶)
農民代表者による歓迎挨拶の後、カルーア氏は「寄贈された自転車は、当地の病院の救急搬送に、また孤児の施設や学校の子供達の移送手段として使用され、そしてLEDソーラーライト、文房具は子供達への教育の一環として利用されます。」とスピーチされ、私からは松戸市長のメッセージ紹介の後、「HATコーヒーを飲んでくださる日本の皆様のご協力で、一年前訪問した際のご要望に応えることが出来ました。今後もムズズの皆様との友情を一層深めたい!」と挨拶いたしました。最後に野呂・日本大使から「今回の贈与は、日本―マラウイ両国の友好交流に大いに貢献するものです。」と結んでいただきました。
続いて、コンテナから搬出されたばかりの贈与品(自転車、LEDソーラーライト、文房具、Tシャツなど)を、参加者に紹介しました。

記念撮影の後、敷地内のコーヒー生豆加工工場を見学。参加者は、その後中庭に並べられていた銀色に輝く自転車を触ったり、眺めたり、口々に感謝の言葉を述べていました。

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TV・新聞などマスコミ関係者も取材に駆けつけ、盛大な贈与式となりました。日刊紙2紙(“THE DAILY TIMES”&“THE NATION”)に贈与式の様子が掲載されました。 帰路は、探検家デビッド・リビングストンが「Lake of Stars!」と呼んだマラウィ湖(アフリカ大陸3番目の面積)の雄大さに魅了されつつ、首都リロングウエに戻りました。

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