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ルワンダの“バナナの里−キブンゴ”の小学校での「バナナペーパー紙漉き実習授業」は、ンゴマ郡庁教育課からの要望を受け、昨年7月の第1回モデル授業以来、毎月順次行われています。

9校目(4/30)、10校目(5/4)を実施
本年4/30にKabare小学校(9校目)、5/4にKibungo小学校(10校目)で実施されました。
生徒達にとって、生まれた時から当たり前に見ている群生するバナナの木々、そして「実を採ったら用無し」のはずの幹・茎から紙ができることは、思いもしなかった発見に違いありません。
毎回送られてくる写真から、訪問する学校は違っても、生徒たちは皆一様に興味深々で、興奮さえしている表情が印象的です。
Kabare小学校
繊維取り出し
Kabare小学校
繊維取り出し
紙漉き説明
出来ました
紙漉き説明
出来ました
ンゴマ郡庁教育課から高い評価と継続依頼
先日、COVEPAKIのスタッフが、ンゴマ郡庁教育課の Uzamukunda女史 に会った際、彼女から「紙漉き授業は、子供たちがモノづくりを学ぶ上で大変役立っている。今後も継続して欲しい。」と言われたと伝えてきました。
10回を数えた現在、郡庁教育課が高く評価していることに、実習授業を開始して良かったと、改めて感じました。「モノづくり」だけでなく、子供たちが「環境やリサイクル」についての理解も深めて欲しいと願っています。
廃棄の茎から紙に再生
繊維取り出し
廃棄の茎から紙に再生
繊維取り出し
紙漉き
出来た!BPマイカレンダー
紙漉き
出来た!BPマイカレンダー
そしてCOVEPAKIのバナナ紙スタッフ達は、毎回の授業を通して、バナナ紙の意義、目的を自ら一層深めるとともに、より高いモチベーションで製品の生産および販売を、推進できることと思います。
1年契約でスタートした授業は、あと2回を残すのみですが、終了後は教育課が推進してくれたら良いのですが……… はてさて! 今後はどうなるでしょうか?