2024/8/31~9/2 4年9カ月ぶりに、ムサンゼを訪問〉
ルワンダに到着した翌々日、ゴリラ・ツアーで有名な北部のムサンゼ(キガリに次ぐ第2の都市)へ、朝一番で出発する予定でしたが、その日は月末の土曜日(8/31)で、“ウムガンダ(全国一斉の地域奉仕・清掃の日)”。
店やオフィス、公共機関、バス・バイクタクシー等が午前中は全面ストップし、人通りは途絶え、賑やかな通りはひっそり静かです。やむなく午後の出発になりました。
店やオフィス、公共機関、バス・バイクタクシー等が午前中は全面ストップし、人通りは途絶え、賑やかな通りはひっそり静かです。やむなく午後の出発になりました。
ムサンゼへは、キガリからバスで2時間半ほど、急坂を昇り続け、時に日光の「いろは坂」の様な急カーブがあったりと、窓外の景色は進むごとに変わります。更にそこからタクシーで15分、目的地“Red Rocks”(レッドロックス)に到着したのは16時過ぎでした
※コロナ禍前の2019年12月に、Red Rocksに1週間ほど滞在して、スタッフ達にバナナ紙作りを教えました。
ルワンダ有数の観光地・ムサンゼで、バナナペー パー作りが始動! (site-omakase.com)
ルワンダ有数の観光地・ムサンゼで、バナナペー パー作りが始動! (site-omakase.com)
以来、現地スタッフが、Roger(ロジャー)はじめBP作り を続けていることを最近知り、今回訪ねることにしたのです。
〈キブンゴから、ロバートとガサナの二人に来てもらう〉
また、東部キブンゴのロバートとガサナに、BPを持参してRed Rocks に来て欲しいと事前に依頼しました
※ ロバートとガサナは、キブンゴ職業訓練校BPコースを経て、以来8年間、バナナ紙作りを続けています。
キブンゴに工房を建てて、バナナペーパー(BP)及びBPクラフトの生産体制を充実 (site-omakase.com)
キブンゴに工房を建てて、バナナペーパー(BP)及びBPクラフトの生産体制を充実 (site-omakase.com)
彼ら二人は、キブンゴからキガリを経由し、7時間ほどかかったとのことです。これは、①Red RocksでBPの品質向上を目指して、二人からアドバイスして欲しかった。
また ②新製品「BP電気のカサ」の作り方をムサンゼ、キブンゴ双方に伝えたかったためです。来てくれて大感謝です。
また ②新製品「BP電気のカサ」の作り方をムサンゼ、キブンゴ双方に伝えたかったためです。来てくれて大感謝です。
「BP電気のカサ」作りのワークショップ
ルワンダの一般家庭の電気はかなり暗く、それも電気代が高いため必要な時のみ電気を付けると聞きました。そんな彼らに少しでも明るい夜を過ごして欲しい!また学生達が夜でも勉強できる、本が読める様になればとの思いで、ムサンゼそしてキブンゴ双方用に部品や必要品を持参しました。
Red Rocksに所属しているアーティスト達もBP傘のワークショップに参加し、双方和気あいあいとした雰囲気のなかで作業が始まりました。
私は「BP製品を作る際は、製品に応じた厚さを考える必要があること」、また「今回伝えた傘の需要は、恐らく中間・下層の家庭であろうから、マーケット規模は大きくても、販売価格はその点を考慮する必要がある」等々について話しました。
私は「BP製品を作る際は、製品に応じた厚さを考える必要があること」、また「今回伝えた傘の需要は、恐らく中間・下層の家庭であろうから、マーケット規模は大きくても、販売価格はその点を考慮する必要がある」等々について話しました。
嬉しいことに、Red Rocksでは丁度フェスティバルを開催中。多くの来客者、ツーリスト達が参加して、伝統的な音楽や踊りなどのカルチュラル・イベントを楽しんでいました。
そして私達のBPワークショップにも寄って下さり、初めて見るBPに興味津々!! 材料や作り方など色々質問され、作業が進まないほどでしたが、嬉しい出会いに恵まれました。今後新たな流れが生まれるか?見守っていきたいと思います。
そして私達のBPワークショップにも寄って下さり、初めて見るBPに興味津々!! 材料や作り方など色々質問され、作業が進まないほどでしたが、嬉しい出会いに恵まれました。今後新たな流れが生まれるか?見守っていきたいと思います。