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「ムズズ・コーヒー生産者協同組合」は、5つの生産者組合(「ミスク」「ホカ・ヒルズ」「ビフィア北」「南東ンジンパ」「カタベイ・ハイランド」から構成されています。 私達は、このうち、11月20日に「カタベイ・ハイランド」(Mzuzu中心地から車で20分)の栽培地を訪問しました。
11月20日朝、2泊お世話になったゲスト・ハウスの管理人さんともお別れです。1歳半の坊やがとても人懐こくて、お人形さんのようでした。
収穫増に熱心に取り組む農民達
Mzuzu Union本部で、カウンダ氏(ムズズ・コーヒー生産者協同組合Planning Director)と組合開発マネージャーのZimba(ジンバ)氏が、私達を待っていて案内していただきました。 カタベイ・ハイランド生産者組合は8ゾーンで構成されていて、その内の1ゾーンを訪問しました。この地域は標高950mから1300mで、267農家がコーヒーを栽培しています。土壌は強い酸性とのことです。
コーヒー農民のゾーン・セクレタリー、Panja(パンジャ)さんは、2001年に70本のコーヒーからはじめて、現在は3,000本まで増えていると話してくれました。同じコーヒー農民のビジネス・センター責任者、Macdonald(マクドナルド)さんは、1999年にMzuzu Unionの支援でコーヒー栽培を始めたそうです。もっと生産率を高めたいので、良質の肥料が欲しいと話していました。マクドナルドさんのチャーミングな奥さんが、急な山道で手を取ってくれました。
豊かな自然環境を利用して、大型洗浄施設を建設していました
現在は10km先のウォッシング・ステーションまでチェリーを運ばなければならないそうです。そこで、栽培地から数100m先の山の中腹に、斜面の勾配を生かして新たに大規模なステーションを建設していました。洗浄で使う水は、近くの川から土中に埋め込んだパイプを通して引いてくるとのことでした。土中のパイプが顔を出して水溜りができていました。豊富な水源を利用して豆を洗浄し、美味しいコーヒーができるのですね。
ゲイシャの美味しさのルーツは、「肥沃なローム質の土壌、高原気候(17・8℃〜23℃)、豊かな雨量、そして栽培地近くに新設されるウォッシングステーションの充実」です
Mzuzu地域は、全体として適度の雨量に恵まれ、その雨水が小川や湧き水となって、山々を潤しています。山の上の方でも井戸を見かけましたし、灌漑も自然の傾斜を利用して行われているとの説明を受けました。
さらに生産者で構成する組合の組織形態、また孤児や子供達の世話を地域で行うシステムは、物資の不足は見られても、体制として整っているように感じました。各生産者組合にはマネージャーが配置され、中心拠点となるゲストハウスを擁し、地域の青年達への農業教育も、それらの施設を利用して行われていました。
2日間のかなりハードな旅でしたが、ゲイシャ・コーヒーの美味しさのルーツを 確かめることが出来ました。「自然」と「人間の技術」を調和させながら、農民達が力を合わせてコーヒー生産に取り組んでいる姿に感銘を受けました。
Mzuzuからリロングウェ目指し、内陸部を疾走
ムズズ・コーヒー生産者協同組合の本部に戻り、組合代表のカルーラ氏に御礼を述べて、ムズズを出発しました。
ムズズの街から、やがて、内陸部の鬱蒼とした森林地帯に入りました。車は130kmの猛スピード。森林地帯を抜けると、180度視界を遮るものがない平原が続きます。
夕刻、リロングウェに無事着きました。お読みいただき、お疲れ様でした。
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