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エチオピアは…コーヒー発祥の地と言われています。
コーヒーは、エチオピアの南西部に位置する「カッファ」と呼ばれる高原で、最初に発見され、アラブ人商人により、中東イエメンの「モカ港」からアジア諸国、またトルコからヨーロッパ諸国へと広がったと伝えられています。世界各地で「コーヒー」また「カフェ」と呼ばれるようになったのは、「カッファ」の地名に由来しているということです。 |
山羊飼い“カルディ”の伝説
伝説によると、西暦900年頃、カルディと呼ばれた山羊飼いは、山羊たちがコーヒーの赤い実を食べて興奮し飛び跳ねていたことから、その実を修道院の僧侶に持っていきました。僧侶は夜の間中お祈りをするので、眠くならないようにとのことからでした。しかし僧侶達は、コーヒーの赤い実を「悪魔の遣い!」と言って、火の中にくべてしまったのです。ところが間もなく、大変香ばしい匂いが辺りを包み、僧侶達は慌てて焚き火を消し、灰をポットに入れ水を注ぎました。これが現在のような液体として飲まれた最初であると言われています。 |
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コーヒー・セレモニーは、エチオピアの各家庭で毎日行われています。
「コーヒー発祥の地」であることを裏付けるかのように、エチオピアでは古来から、伝統的なコーヒーの飲み方が伝えられています。現在でも各家庭で毎日、主婦や娘達が“コーヒー・マスター”として、コーヒーを準備します。
コーヒー・マスターは、生豆を洗い、炭で熱する鉄板で焙煎し、細かく挽いた後、“ジャバナ”と呼ばれる首の長い土器(ポット)で煮出します。吹き零れないように注意しながら沸騰させ、その後コーヒーが沈殿した後、小さい湯飲み茶碗のようなカップで、三杯いただきます。一杯目は「アボル」、二杯目は「フレテニャ」、三杯目は「ソステニャ」といいます。
コーヒー・セレモニーは、近隣の人達が集まって交流する場、また慶祝の際や結婚式で、そして葬儀の場でも行われ、社会生活にあって大切な社交の場であり、コミュニティの潤滑油のような習慣です。 |
エチオピアは・・・人類の“ゆりかご”です。
1974年の秋、エチオピア高原(アッファ地方)で、約350万年前の現代人の祖先である若い女性の化石が、ほぼ完全な形で発見されました。これにより猿から猿人への進化の過程が裏付けられました。発掘隊のテントでは、丁度ビートルズの「ルーシー・インザスカイ」の曲が流れていたことから、化石は「ルーシー」と名づけられました。この発見からエチオピアは「人類のゆりかご」と呼ばれています。 |
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アベベ・ビキラを知っていますか。
アベベは1960年(ローマ)と1964年(東京)オリンピックで、マラソンの連続優勝を勝ち取りました。第二次大戦中、イタリアに占領されていた歴史から、ローマで裸足で走って優勝したアベベは一躍国家の英雄となりました。以来エチオピアはアベベの精神を継承し、世界的な長距離ランナーのスター達を多数輩出しています。 |
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